11月23日に行われる「はたらきかたフェス」は、オンライン・オフラインどちらでもご参加いただけます。このイベントの中では、4名の登壇者の方々に、これまでどういう働き方をしてきたのかをそれぞれお話しいただきます。

では、このイベントに参加している方、聞いている方にはどんなメリットがあるのでしょうか。その部分について開催趣旨として、私からお話しさせてください。

知らないキャリアの可能性には、近づきにくい

そもそも、今回のイベントのテーマは「みんなにとってのちょうどいい働き方」です。このイベントは、それぞれ個人個人によって異なる「ちょうどいい働き方」をみんなで相談してみようという趣旨で開催します。

このちょうどいい働き方を探すに当たり、そもそも、その働き方についての可能性の選択肢を増やさないと、その先を考えにくいと考えています。

特に、忙しかったりして自分のペースを失った状況だと、その可能性を探すということに時間を取ることも難しくなります。そうなってしまうと、いまの仕事の働き方以外の「ちょうどいい働き方」を考えることも、想像することも難しくなります。

多様なキャリアの可能性は見つかりにくい

また、自発的に働き方の可能性を探したとしても、多様な働き方を知ることは簡単ではありません。ご参加いただく方の中には、外に向けてあまり発信しないタイプの方もおられると思います。またインターネットの仕組みでは、どうしても強い意見や大きな成功事例、個性的な働き方に注目が集まりやすくなってしまっています。

そういった事例はあこがれの対象として、また目標と考えれば参考になる良いケースもあるかもしれません。それはそれで良しとして、そうではない側の人達の働き方も私は知りたいですし、参考にしたいと考えています。

誰かは誰かのロールモデル。

回のテーマですが、基本のスタンスは今回も同じです。今回登壇いただく4名の方も、座談会に参加いただく方も、来場いただく皆さんも、オンラインで参加いただくみなさんも、もちろん我々運営にも、みんなそれぞれに働き方があり、その共有の場がこのイベントにあります。

それは、先に申し上げた「働き方の可能性」を知る機会になります。そしてそれは、今後のそれぞれの働き方を考えるきっかけになったり、いまの状態を改めて認識したり、今後どういう方向に進もうかと考えるための下地になると考えています。

みんなのキャリアの可能性がより広がりますように

イベントに参加いただいた結果、今のわたしの働き方はちょうどいいと感じていただけたら、それは私にとってとても嬉しいことです。そして、セッションを聞いたり、座談会で相談したりした結果、もしかしたらより良さそうな働き方が見つかるかもしれません。それもとても嬉しいことです。

是非イベントを、楽しんでくださいませ！

---

「みんなにとってのちょうどいい働き方」。
それって実は、とっても難しい。